プラグスーツから考察するカヲルとマリ|ゼーレ直轄の基地








プラグスーツから考察するカヲルとマリ

|ゼーレ直轄の基地





皆さんこんにちは、塩ラーメンです。 

さて、今回はゼーレの基地について、プラグスーツという意外な視点から考察していきたいと思います。




◎ プラグスーツ


まず、Mark.06搭乗時のカヲルのプラグスーツをご覧ください。



続いて、2号機搭乗時のマリのプラグスーツ。

これは有名かもしれませんが、

カヲルとマリは、同型のプラグスーツを着ています。


全記録全集の貞本義行さんのインタビューにて、2人のプラグスーツはどちらも新型であることが明記されています。


ではこの2人にはどのような秘密があるのでしょうか。





◎ タブハベース


月面には、タブハベースと呼ばれるNERVの基地がありますが、ゲンドウや冬月でさえ上陸許可が下りないような基地でした。

「ここまで来て上陸許可を出さんとは、ゼーレもえげつないことをするな。」


という台詞からも、タブハベースはゼーレの直轄地だと分かります。

総司令であるゲンドウすら入れないということは、それより上のゼーレが仕切っているということですね。

そして、そのゼーレ直轄基地(タブハベース)にいるカヲルは、ゼーレ直属のパイロットです。




◎ ベタニアベース


マリは、旧北極のベタニアベースにいますが、

この基地も、第3の使徒にエントリープラグを刺すなど機密性の高い実験を行う基地です。

使徒にエントリーするなどということは、公開出来ない情報だと思われるので、一般人はもちろんNERVの職員も実験内容を知らないと思われます。

ゲンドウや冬月ですら知りえない情報も多く、そのためにスパイとして加持を送り込み、最新資料を持ち帰らせていたのだと思います。

「で、いつものゼーレの最新資料は先ほど…」


また、ベタニアベースは全記録全集にて、

秘密結社ゼーレ直轄

第3の使徒厳重保管用基地

ベタニアベース』


との記載があります。

つまり月面のタブハベースと同じく、ベタニアベースもゼーレ直轄の基地であるということです。

そして、そこにいたマリはゼーレと関わりのある人物である可能性があると考えられます。
一応マリはユーロ支部のパイロットという設定ですが、ゼーレとも繋がっている可能性があるという話です。

もしそうなら、カヲルとマリのスーツが同型なのも納得がいきますね。

マリについては謎が多いので今後も考察を進めたいと思います。
・・・この記事の最後に、カヲルとマリの新たな共通点について話しています。






◎ ゴルゴダベース



そして、ゴルゴダベースについてです。

新劇場版のダミープラグは、ゴルゴダベースからの厳封直送品だと言われています。

「:Q」でゲンドウがゼーレに対して言った台詞

「死を背負った群れの進化を進めるために、あなた方は我々に文明を与えてくれた。」


を見ると、“進化を進めるための文明” というのが、使徒へのエントリーやダミープラグなどの技術(テクノロジー)を指しているのではないかと思います。

※この話は「新劇場版の補完計画が旧劇とは違う」という話を読んでいなければ分からないと思います。
新劇場版では、「エントリー」というのが補完の鍵になってくる。
ということもその記事にて書きました。


これらを踏まえると、

タブハ・ベタニア・ゴルゴダ、全てのベースが、ゼーレの管轄である


と考えられます。
〇〇ベースというのは、すべてゼーレの基地なのかもしれません。




◎ 0706作戦



0706作戦にて公開されたシンエヴァ冒頭で、WILLEはNERVユーロ支部にいました。

恐らく〇〇支部はゼーレの直接的な管理がされていないので、WILLEがユーロ支部にパーツを取りに行ったのは (憶測ですが) そういう理由もあったのだと思います。
ゼーレはWILLEにとって敵なので、ゼーレの管轄下に置かれた支部に何かを取りに行くのはリスクが高いのだろうと思います。





◎ 「:Q」でのプラグスーツ


さて、もう一度プラグスーツの話に戻ると、「:Q」で第13号機に乗るカヲル・シンジも新型(ゼーレ型?)と思われるスーツを着ています。


冬月がフォースインパクトの中断後、

「ほとんどがゼーレのもくろみ通りだな」


と言っていることから、
第13号機の建造及び覚醒は、ゼーレの計画の一部だと分かります。


であれば、カヲル・シンジがゼーレ型のプラグスーツを着ていても全然不思議ではないですね。




◎ 考察の問題


ただ、ここまで話してきましたが、この考察には大きな問題があります。



アヤナミレイ(仮称)のプラグスーツです。

どういうことか説明しましょう。

「:Q」の画コンテで、冬月がこう説明するシーンがあります。

「君を運んで来た複製体は、Mark.09の暫定パイロットとして用意されたアヤナミ型試作体第6号だ。ユイ君の情報は転送されていない。ゆえに、碇も興味ないようだ。

あの複製体はゼーレのプログラムで動いている。我々の関知しないところだ。」


つまり、アヤナミレイ(仮称)はゼーレが作り出したものであり、その体はユイの遺伝子によるものではない。
そして、その魂は偽物だということです。


これを踏まえると、この考察に

ゼーレの作った黒レイが、ゼーレ型のスーツを着ていない。


ということです。


ただ、肋骨の部分は似ていますし、手の部分も丸からバージョンアップされたようにも見えます。


黒レイのプラグスーツはゼーレ型の最新版、改良版ではないかと私は考えています。


すると今度は、何故カヲルとシンジが最新版を着ていないんだ、という話になりますが…

どなたか良い考察を思い付いた方は教えてください…。





◎ おわりに


さて、今回はこんなところで終わりです。

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画像引用:
©khara/Project Eva. 
©カラー/EVA制作委員会

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