このサイトについて
◎ プロフィール
塩ラーメンのプロフィールはこちら でご覧下さい。
◎ このサイトを作った理由
例えば「惣流と式波どっちのアスカが好き?」というアンケートで、「そもそも式波のアスカしか知らない」と回答した人達は一定数いるようで。新劇場版しか見ていない人や、なんとなくエヴァを見ている人は結構多いと思います。
そのような人達に、自分が感じたエヴァの魅力を共有したい。「エヴァにはこんな面白さもあるんだぞ!」と紹介したい。というのが一番大きな理由です。
エヴァンゲリオンという作品をもっと様々な視点から見て頂きたい。心理学的に見たり、宗教的に見たり…。沢山の魅力があるので、「知らないままでは勿体ない!」ということで、そうした視点をシェアし、広めようと作ったのがこのサイトです。
そして何より、エヴァファン(特に新規ファン)の方たちに、間違った知識を持ってほしくないというのも大きいです。
確証がないのに「これが正解だ!」というように書いてる記事・動画に惑わされないように気を付けて欲しい。
だから私は、事実や証拠に則ったなるべく慎重な考察しかあげないようにしています。
考察は妄想とは違う。いつも慎重にいかなければ、と気を付けています。
◎ 伸びないということ
難しいことをどれだけ頑張って簡単に説明しても、ウケないことがほとんどなんですよね。それに対して、一見難しそうに見えるけど実は簡単なものというのはウケやすい。
つまり、結局は〝あまり考えなくてよいもの〟の方が多くの人に見てもらえる。
たくさん閲覧されている記事や動画を見ると、その多くは中身が無かったり、証拠のない妄想だったり、こじつけだったり…。悪口ではなく、本当にそういう傾向にあるように思います。
真面目にしっかりと考察をしている人は少なくないと思いますが、そういう人達が伸び悩んでいる現状には思うところがありますね。
私は庵野さんがエヴァを作る時と同じように『ウケを狙うより、質の高いものを作ることに重点を置く』というスタンスでやっていきたいと思っています。
◎ 世の中に溢れ返るエヴァ考察に
世の中には的外れな考察や、不確かなことを「これが絶対だ」と断言するものも多くあります。そうした考察を見ていてずっと思っていたことが、あえて言葉を選ばずに言うと、「クソだな」と。
しかし、何もしていないただ寝転がって記事を読んでる(動画を見てる)だけの人が、それを批判しても「お前、何様だよ」と言われるだけです。
だったら、自分も何か作ろうと。
このサイトを作った一番大きな理由は、正しい情報を発信するため、と上に書きましたが…
同じく考察を発信する者の立場にならなければ、人の考察に何も言えないんじゃないかと思った、というのも理由の1つです。
0から考えて考察を発信している人に対して 「それは違う、〇〇が正しい!」 と批判するだけの人、つまりただ見てるだけで何も生み出していない人にはなりたくないと思ったわけです。
ただ、これは私が自分自身に思ったことなので、皆さんはお気になさらず、お気軽にコメントして下さいね!
◎ エヴァは分からない
エヴァが分からないと言う人は結構多いでしょう。いや、全員だろうと思います。
私自身、分からない部分はかなりあるし、特に新規の方達は意味不明だと思うかもしれません。
しかし、新規ファンの方達が私の記事を読み、正しい理解に近付けたら、あるいは事実に則った考察をするようになれば良いなと思いますし、それを目指して頑張ります。
エヴァに限らず全てのことについて、順を追ってしっかり考えれば必ず理解に到達出来ます。
(↓アニメは理屈で作っている)
でも同時に、分からなくても良い と思うのです。
意味の分からないものを遠ざける必要は全然なくて。
分からないままそれを作品として受け止める姿勢も大事だと思いますね。
むしろ、すぐ分からないことの方が大事だと思います。
◎ 考察で心がけていること
まず何よりも大事なのは、『証拠の使い方』だと思っていて…
自分の考察を成り立たせるために証拠を使うのではなく、まず事実・証拠がありその上に考察が成り立つという順番が正しい。
これを間違えてしまうと、証拠をねじ曲げかねないので危険です。
なので証拠の使い方には気を付けていますね。
そして既に他の方がやられている考察は出来るだけ避けて、全く新しい考察をするよう心がけていますね。
エヴァの世界での視点だけではなく、
制作側の視点から見た時の考察を増やしていきたいと思っています。
そして重なったところにはシンジの精神世界とか、いわゆる〝メタ〟なものがあると思うので、そこも掘り下げていきたいんですが…
難しいですよね、そういうメタ的なことは。
Q. 塩ラーメンにとってエヴァ考察とは?
A. 私にとってエヴァ考察は、ひらめきに依存した産物であり、本当にふとした時に〝ひらめく〟ものでしかないんですよ。
エヴァンゲリオンという作品がひたすらに好きで、エヴァのことを考えていると…
ふとした瞬間に〝もしかして〟が芽生える。
その〝もしかして〟は、ただの妄想に終わる時もあれば、考察の糸口になる場合もあって。
まぁこの2つの違いは、事実に則っているかいないかですが。
これってもしかして…こういうこと?
と、ひらめく感性と瞬発力が大切であると同時に、きちんと事実に基づいて考えを構築する能力も必要だろうと思いますね。
そしてそのバランスこそ、考察の極意であると。
他方で、人の考察からインスピレーションを受けるケースも少なくなくて。
たくさん人の考察に触れるということもまた、必要な要素だと私は思ってますね。
だから、幅広く読む、積極的に人と関わるというのも考察の大きな味方になると思います。
つまるところ私の要点は2つで。
⑴ 〝ひらめき〟の感性と、感情に流されない理性とのバランスが大事。
⑵ たくさんの考察に触れる。そのためにエヴァファンと関わるのが良い。
ということ。
ただし先程も言ったように、
証拠を〝自分の妄想を裏付けるために使う〟のはやめた方が良い。
何度も繰り返しますが、事実・証拠がまず先にあって、それに沿って考察するという順序であるべきです。
Q. 最後に一言
A.みなさんも慎重に、でも大胆に考察を楽しんで欲しいですね。
(取材・記事: 塩ラーメン)