「:Q」で28歳のアスカは何故シンクロ出来るのか
みなさんこんちには、塩ラーメンです。
今回の考察は、先日公開されたアルマロスさん主催のエヴァファンコメンタリー「:Q」にて、Hiroyaさんが解説されていたことを聞き、閃いた考察です。
エヴァファンコメンタリー 「:Q」
素晴らしい解説者Hiroyaさんに感謝を申し上げたいです!
HiroyaさんのTwitter
では、Hiroyaさんの解説を塩ラーメンのフィルターを通して話していきます。
◎ バカシンジ
「:Q」においてアスカは、シンジのことを「ガキシンジ」と呼んでいますが、シンジが第13号機に乗っていると分かると、一度「バカシンジ」と呼んでしまいます。
「バカシンジ」と呼ぶのは冒頭のUS作戦の時と、この時だけ。
その後の戦闘を見ても分かりますが、
このシーンのアスカは相当焦っています。
庵野さんによれば、「:Q」のアスカはプロの傭兵で、武将らしいです。
そのアスカが取り乱すとは、よっぽどのこと。
何故「バカシンジ」と呼び間違えるほど焦っているんでしょうか?
アスカを含めWILLEの人達が最後にシンジを見たとき、DSSチョーカーはシンジの首に付いていました。
だから、その後カヲルが付けたことを知らないのです。
シンジがエヴァに乗り、槍を抜こうとしていると分かると、アスカは
シンジが死ぬと思っていたから
焦っていたのではないでしょうか。
…と。塩ラーメンなりに説明するとこんな感じです。かなり納得出来る解釈ですね。
アスカはMark.09のパイロットの声を聞き、
「そっちこそ誰よ!」
と言いますが、第13号機からシンジの声がするとすぐにシンジだと分かりました。
さらにフォースインパクトが止まった後、息を切らしてシンジの所に来ています。
シンジのことがずっと好きだった
と思うとLAS好きは涙ですね。
◎ 何故シンクロ出来るのか
さて、本題を忘れてはいけません。
アスカはQの時点で28歳なので、
「ママ~!!」とか「だから私を見て!」
と言うような年齢ではないと思います。
ではどのようにシンクロしているのでしょうか?
・母親としかシンクロできない。
・14歳の少年少女しかシンクロできない。
という設定だと思っているかもしれませんが、実はその認識が正しくないのです。
・シンクロ
恋人達が相手のことを想ったり親子がお互いを想ったりする特別な感情の中には脳の中のAの10という神経系が関わっているそうです。
つまり愛の力が、この超兵器を操れるのです。
(エヴァ第1巻作者コメント)
つまり、
母親としかシンクロ出来ないわけではなく、恋人を想うことでもエヴァを操縦できる
ということが分かります。
A10神経というのは実際に人間の脳にあるもので様々な機能を果たしていますが、エヴァでは特に愛情に関わる神経ということで触れられています。
そして新劇場版「:序」にも “A10神経接続” という言葉は登場しているので、漫画やテレビ版の設定が引き継がれていると考えて良いでしょう。
つまり、
「:Q」のアスカは、「:破」とは違い
シンジを想う気持ちによってエヴァを操縦している
のではないか、という説を提唱したいと思います。
アスカは14年間ずっとシンジを思ってたのではないでしょうか。
◎ おわりに
「コアに母親がいてその母親を想うからシンクロ出来るんじゃないの?」
という指摘もあると思います。
もしかすると、BM-Ø3以前にシンジを何らかの形でサルベージしており、
それをアスカがシンクロするためのコアに使っているのかもしれない。
とも思っています。
これは難しいので、ぜひみなさんの意見を聞かせて下さい。
さて今回の記事はなかなか衝撃的なものだったと思います。
他のパイロットが何によってシンクロしているのかは、《小ネタ・ミニ考察シリーズ》にて書きましたのでぜひお読み下さい!
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