ゲンドウとゼーレの将棋勝負
【新劇場版:破】
こんにちは、塩ラーメンです。
今回は新劇場版におけるゲンドウとゼーレの対立を分かりやすく見ていきたいと思います。
◎ ゲンドウとゼーレの攻防
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の流れを見ていきましょう。
(ゼーレ)はゼーレの一手、(ゲンドウ)はゲンドウの一手という意味です。
・仮設5号機(ゲンドウ)
まず冒頭で第3の使徒と仮設5号機をゲンドウが潰します。
これは加持の台詞から分かります。
加持
「いやはや、大変な仕事でしたよ。懸案の第3使徒とエヴァ5号機は、予定どおり処理しました。原因はあくまで事故。ベタニアベースでのマルドゥック計画はこれで頓挫します。」
・4号機(ゼーレ)
それを受けて、今度はゼーレが4号機の事故を起こします。
マヤ
「北米NERVの開発情報は、赤城先輩にも充分に開示されていないんです」
ミサト
「知っているのは…」
冬月
「エヴァ4号機。次世代型開発データ収得が目的の実験機だ。何が起こってもおかしくはない。しかし…」
加持
「本当に事故なのか…」
NERV本部の職員、冬月、ゲンドウ、加持の誰も事故について知りません。
つまりこれはゼーレの一手です。
・ゼーレとゲンドウの会合
そしてゼーレとゲンドウの会合が行われます。
「先に、エヴァンゲリオン5号機が失われ…」
「今、同4号機も失われた」
ゲンドウが5号機を潰したのでゼーレも4号機を潰したということですね。
そして、
「最新鋭機だ。主戦力に足るだろう。」
と、ゼーレはゲンドウに3号機を差し出そうとします。
するとゲンドウは
「試験前の機体は信頼に足りません。零号機修復の追加補正予算を承認頂ければ…」
と、それを拒否しますが、
「試作品の役割はもはや終わりつつある。必要はあるまい。」
と無理矢理3号機を押し付けられます。
これはゲンドウが勝手に仮設5号機を潰したことの報復として、ワザと使徒を送り付けたのだと考えられます。
・3号機と第9の使徒(ゼーレ)
ゲンドウは3号機に使徒がいることを知りません。
何故なら、3号機の起動実験の日に食事会に行こうとしていたからです。
食事会に向かう車の中で3号機の暴走の知らせを聞いて引き返すシーンからも、これがゲンドウにとって想定外のことだったと分かります。
新劇場版においてゼーレはゲンドウの計画に最初から気付いています。
冬月「しかしゼーレとて気付いているのだろう、ネルフ究極の目的に。」
そのため、ゼーレにとっては初号機が邪魔だったのだと思われます。
(ゼーレの計画には初号機の覚醒は含まれない)
使徒を送りつけるというゼーレの大胆な一手に対し、ゲンドウはダミープラグを使い対応します。
・真のエヴァンゲリオン(ゼーレ)
ゼーレとゲンドウの会合とその後の会話を見てみましょう。
ゼーレ
「優先すべき事柄は他にある。」
「我らの望む真のエヴァンゲリオン。その誕生とリリスの復活をもって契約の時となる。それまでに必要な儀式は執り行わねばならん。人類補完計画のために。」
・・・・・・・・・・・・・・・
ゲンドウ
「真のエヴァンゲリオン。その完成までの露払いが、初号機を含む現機体の勤めというわけだ」冬月
「それがあのマーク6なのか?偽りの神ではなく、遂に本物の神を作ろうというわけか。」
ゲンドウ
「ああ。初号機の覚醒を急がねばならん。」
つまり、ゼーレの計画は真のエヴァンゲリオン(Mark.06)の完成とリリスの復活であり、
ゲンドウはそれに対抗するため、初号機の覚醒を急ごうとしているのです。
・初号機の覚醒(ゲンドウ)
そんな中、一足先にゲンドウの計画が大きく動きます。
レイとシンジの2人で初号機を覚醒へと導きました。
これにゼーレは、Mark.06とカシウスの槍で対応します。
◎ まとめ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破で行われたゼーレとゲンドウの攻防戦をまとめます。
仮設5号機を潰す《ゲ》
↓
4号機の事故を起こす《ゼ》
↓
零号機の修理の予算を求める《ゲ》
↓
代わりに3号機(と使徒)を送る《ゼ》
↓
初号機を覚醒させる《ゲ》
↓
Mark.06とカシウスの槍で対応《ゼ》
さて、今回の記事はおまけの夜さんの動画を参考に書かせて頂きました。
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画像引用:©khara/Project Eva.
©カラー/EVA制作委員会
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