制作陣からシンエヴァの展望を見ていく
《おまけの夜さんの許可有》
みなさんこんにちは、塩ラーメンです。
さて、今回は制作側からシンエヴァを紐解いていくのですが、これはかなり確証の持てる考察だと思っています。
アニメ作品の枠組みの中からではなく、作っている人達を見ていけば、シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| という作品がよりクリアに見えてくると思います。
(その旨は「このサイトについて」にも書きましたが)
《今日の記事は「おまけの夜」さんの動画をまとめて記事にしたものです》
※柿沼さんのご許可を頂き記事にしています!
↓動画はこちらから↓
◎ 制作スタッフの説明
(※上から偉い役職の順になっています。)
● 総監督
・・・エヴァにおいては庵野秀明ただ1人。不動のトップ。
● 監督
・・・アニメの制作を指導・統括、作画及びレイアウトの指導、最終的に一つの作品として完成させる役職。演出家と表記されることも。
● 総作画監督
・・・ひとつの作品に対して複数の作画監督がいる時、絵柄のバラつきを抑えるためさらに修正を加える。作画監督をとりまとめる作画の1番偉い人。
● 作画監督
・・・原画の統一を行う。略して「作監」とも。
● 原画マン
・・・いわばアニメの設計図を作る役割
● 動画マン
・・・画に動きを付ける役割(難易度は比較的低い)
◎ :序、:破、:Qの制作陣
(※重要なところにアンダーラインを引いています。)
《1.0 「:序」》
総監督: 庵野秀明
→エヴァの生みの親なので不動のトップ。
監督: 摩砂雪、鶴巻和哉
→エヴァといえばこの人達。
キャラデザイン: 貞本義行
→漫画版エヴァを描いた人。
総作画監督: 鈴木俊二
→テレビ版・旧劇をやっていた人。
作画監督: 松原秀典、黄瀬和哉、奥田淳、もりやまゆうじ、貞本義行
《2.0 「:破」》
総監督: 庵野秀明
監督: 摩砂雪、鶴巻和哉
キャラデザイン: 貞本義行
総作画監督: 無くなった
作画監督: 鈴木俊二、松原秀典、奥田淳、本田雄(←new)
・ 本田さんは旧作に関わっていた人なので言ってしまえば''おなじみのスタッフ''
《3.0 「:Q」》
総監督: 庵野秀明
監督: 摩砂雪、鶴巻和哉、前田真宏
キャラデザイン: 貞本義行
総作画監督: 本田雄
作画監督: 林明美、井上俊之
・ 前田さんはナウシカ、ラピュタ、ナディア、紅の豚などもやっているが昔からのエヴァの人。
・ 林さんはるろ剣、遊戯王、シュガシュガルーンなどをやっていた人。龍の歯医者で画コンテも。
・ 井上さんはAKIRAをやっていた人、エヴァの人ではない。パーフェクトなアニメーターと呼ばれる。
:Qが「今までのエヴァと違う」と言われたのは、スタッフがかなり新しくなったから。
だということが分かりますね。
《3.0+1.0 「シン」》
総監督: 庵野秀明
監督: 鶴巻和哉、中山勝一
総作画監督: 錦織敦史
作画監督: 井関修一、金世俊、浅野直之、田中将賀、新井浩一
【注目ポイント】
・摩砂雪さんがいない。
これはアニメーター界隈で激震が走ったそうです。
・キャラデザの貞本さんが消えた。
これはとんでもないこと。シンエヴァだけデザインが変わるのでは?
・錦織さんが総作画監督に
錦織さんは原画マンや作監補佐だった人で、飛び級の出世。
・井関さんが作画監督に
井関さんは30代の超若手ながらその才能で1目置かれている。動画マンだったが作画監督に飛び級出世。日本アニメ(ーター)見本市にて好成績を残した。
・他作品のクリエーターがエヴァ制作に
☆ 金さんはサンライズでガンダムをしていた人。エヴァとは関わりが無かった。
☆ 浅野さんは銀魂、おそ松さん、三月のライオン、NARUTO、ドラえもん、鋼錬などを手がけた。「:序」で原画だった。
☆ 田中さんは「君の名は。」、「天気の子」を手がけた。エヴァとは関わりが無かった。
☆ 田中さんは「君の名は。」、「天気の子」を手がけた。エヴァとは関わりが無かった。
☆ 新井さんはセーラームーン、るろ剣、ヤマト、AKIRA、NARUTO、ワンピース、犬夜叉などを手がけた。エヴァ「:序」の原画だった人。
◎ シンエヴァとその後
3.0+1.0の3.0の部分については、0706作戦の冒頭10分にもあったような「:Q」の続き。
1.0の部分については、制作スタッフから推測すると、全くこれまでのエヴァとは違うまさに「シン」エヴァになると考えられます。
庵野さんの発言、
「色んなエヴァンゲリオンの世界・解釈が登場していってほしい」
からも「庵野エヴァ」を一旦終わらせ、新しいエヴァの世界というのが始まるのではないか。
そして、新しいエヴァは庵野さんの手を離れるのではないでしょうか。
◎ まとめ
以上が制作側から見たシンエヴァの予想です。
いかかでしょうか。アニメの世界について考えるのではなく、現実(こちら)側から考えてみるのも面白いですよね。
本当に今までの全てのエヴァに「さらば」となる作品なのかと思うと、楽しみでなりません。
※上でも書きましたが、こちらの記事は「おまけの夜」さんの動画を記事にしたものです。
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画像引用:
©khara/Project Eva.
©カラー/EVA制作委員会
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