あるシーンからユイの計画を考察する
こんにちは、塩ラーメンです。
ようやくシンエヴァの考察記事を上げます。
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◎ あるシーンから考察
シンエヴァの中で、恐らく皆さんが気付いていない重要なシーンがあります。
そのシーンについて投稿している方があまりいらっしゃらなかったので、「もしかすると気付いてる人が少ないのかも?」と思い、記事にした次第です。
ちなみにこの考察は、先日行われたHERZさん主催のTwitterのスペース『みんなでシンエヴァ視聴会』でもご紹介させて頂きました。
ヴンダーがMark.09に制御を奪われ、シンジの隔離室の扉が開くシーン。
これに違和感を覚えませんか?
一体誰が何故シンジを外に出したのでしょうか。
WILLEでしょうか?
ヴンダーは制御を奪われているので、WILLEがシンジを解放することは出来ないでしょう。
また、そのようなことはそもそもしないでしょう。
ではゲンドウの計画の一部でしょうか?
しかし、この後のシーンでゲンドウは「父さん!」というシンジの呼びかけを無視します。
またゲンドウのモノローグでは、「ユイを再構成するためのマテリアルとしてシンジが必要か否なのか、最後まで分からなかった」と言っています。
これらのことから、ゲンドウが計画の最後にシンジを組み込んでいたとは考えにくいでしょう。
・第三者の介入
ということは、『WILLE 対 NERV』という構図には無い第三者の存在が考えられます。
その第三者とは、碇ユイ(と冬月)ではないでしょうか。
ユイにはSEELEやゲンドウとは別の計画があり、その計画の実行を冬月が手助けしていると見受けられます。
「ユイ君、これでいいんだな」
と、ユイの手助けをしている様子が「:Q」や「シン」に見られます。
・ユイの計画
ユイの計画とは何でしょうか。
「この時のためにずっと僕の中にいたんだね。母さん」
という台詞から、ユイはネオンジェネシス発動時に、自分がシンジの身代わりになることを望んでいたと考えられます。
“死海文書の通りに計画を進めるSEELEに反抗し、ゲンドウが葛城博士が提唱した人類補完計画を独自に改良してアディショナルインパクトを実行する。
そしてシンジがそれを乗っ取りネオンジェネシスによって世界を書き換えようとするが、その中でシンジの身代わりとなる”
というところまでの計画を、初号機に取り込まれるより前に考えていた、冬月に伝えていたことになるので、ユイは本当に恐ろしいです。
この計画のためにはシンジがまずネオンジェネシスを起こすに至る必要があったため、Mark.09がヴンダーを乗っ取った際にシンジを隔離室から出したのではないでしょうか。
恐らくエヴァオップファータイプを管理または操作しているのは冬月だと思われるので、ゲンドウの計画に乗りながら、同時にユイの計画も進めていたのでしょう。
・ユイは何者か
この問いに答えるのは非常に難しいところですが、今回は簡潔に書きたいと思います。
私の結論は、ユイは神であるということです。
ゲンドウはゴルゴダオブジェクトの説明の際に
「ヒトではない何者かが、アダムスと6本の槍と共に神の世界をここに残した。私の妻、お前の母もここにいた」
と言っていました。
ゴルゴダオブジェクトが “神の世界” であり、そこにユイがいたわけですから、ユイは人ではない可能性がかなり高いことになります。
神であれば、約25年後のゲンドウとシンジの行動が読めても不思議ではないですね。
今回ユイが神である説に深く立ち入るのは避けますが、詳細を知りたいという方はぜひeyes onlyさんの動画をご覧ください。丁寧に説明されていて分かりやすいです。
[シン・エヴァンゲリオン]ユイは何故初号機にいたのか?[目的・正体]
◎ おわりに
いかかでしたか?今回は “シンジの隔離室が開く” というスルーしてしまいがちなシーンから、ユイの計画を見ていきました。
次回は
『何故ハッと目覚めるシーンが多いのか』
ということを読み解いていきますので、ぜひご覧下さい!
シンエヴァの感想等は『塩らーじお』としてゆる〜く撮ったラジオをYouTubeにアップしているので、そちらも興味があればチェックして下さい!
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画像引用:
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©カラー/EVA制作委員会
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